経営コンサルが激務と言われる理由10選

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20代の自分へ
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経営コンサルタント会社への就職を考えている方や、身近な人が仕事をしている方などは、
どんな仕事内容かイメージを持ちたい
激務と言われる理由を知りたい
 など思われたことがあると思います。

今回は、僕が新卒で入社したコンサルタント会社で多忙だった当時の「何が忙しいのか」を整理してみましたので、ご参考にしてみてください(^^)/

この記事でわかること

主に新卒で入社する方に向けて
・経営コンサルタントの大まかな仕事内容
・忙しいと言われる理由
※個人の体験談であり、会社や仕事内容によって差はあります。

今後の進路の参考にしてみてください。

「1年で他人の5年分の成長ができる」と言われた職場

この記事を書いている人
コアラ

・大学での目標達成やチームマネジメントの経験、ご縁で出会った経営コンサルタントの先輩の影響を受けて、自身も同じ業界を志望するようになる。
・未経験から経営コンサルタント会社に入社し、企業の資産価値の調査や売れ筋分析、新事業の提案などに従事。
・数年後に将来を改めて考え直し別業界に転職、コンサルタント時代の知識や経験は自分の人生にとって大いに役立っている。

   

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携わった主な業務

当時は「何が忙しいの?」と言われると「全部!」と答えたくなるほどでした(笑)
社会人としても1年目だったので、いっぱいだったんだと思います。

それだけ考える暇もなかった状況について、改めて整理してみました(^^;)

今振り返ると、やって良かった!と思う経験ばかりです♪

まず、携わった主な業務について大まかに紹介します♪

携わった主な業務

・水産会社や薬局の資産価値を調査
・バス会社や専門工事業者の事業計画の作成
・新規出店のマーケティング
・家具小売の売筋分析、販促支援、撤退店舗シミュレーション作成
・売上計画に対する実績モニタリングと報告
・薬局の社内業務を効率化
・製造業の人事評価の導入
・靴下製造業の借入返済計画の作成
などなど

このような案件に関わる中で、具体的にどのような業務に時間がかかったのか…

「全部!」と言いたいところですが、10つに絞って紹介します♪

  

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クライアント関係

入社して初月から、各プロジェクトに配属されて、実際のクライアントに対しての業務が始まりました。

早すぎ・・・ドキドキとワクワクの1ヶ月目

 

打ち合わせの訪問

何に時間をかけていたか。

まず最初に思いつくのが、クライアント先への訪問です。

配属してすぐに、クライアント企業への訪問が始まりました。
(客先でのマナーなんて知りません 笑)

そこでは、会社の財務分析や提案など行うのですが、当時はオンラインで話せるようなこと(あくまで新卒の感覚です)も、客先に訪問して話していました。

場所が近くであれば良いですが、新幹線や飛行機で移動する地域のクライアントも多く、1日が移動で潰れることも少なくありませんでした。

4時起きで出社して提案資料の準備、そこから新幹線でクライアントの会社まで行き、各部署と打ち合わせ行い、夜に会社に帰った後に指摘事項を反映して終電で帰宅。

終電に乗るために駅のホームまで走ったり、勤務中にトイレで寝たことなど良い思い出です(笑)

これだけやっていると体もおかしくなるわけで、朝寝坊やクライアントとの会議中に寝てしまうこともありました。。

「県外への出張は旅行みたいで楽しそう♪」という時間も「この移動時間があれば他の仕事ができる」無駄と思える時間になりました…

その後、オンラインが普及して打合せだけの場合は移動の必要がなくなりました

  

課題設定

コンサルタントはクライアントが感じている課題に対して

  • そもそも問題の要因は何なのか
  • その対策は果たして必要なのか
  • 別のポイントの方が重要ではないのか
    など

まずは適正な課題を設定するからこそ、その解決策も適切なものになります☆

クライアント自身もわかっていない場合があるため、第3者の目線で冷静に見ることが大事

そのため、クライアントの悩みに対して課題設定から入ります(^^)

社内で先輩上司や、時には業界のプロにも力を借りながら「どの課題に注力する必要があるか」打合せするのですが、どの課題をどこまで深堀れば良いか正解があるわけではないので、時間をかけようと思えばいくらでもかかってしまいます

でも適切な課題設定をしておかないと提案後に逆戻りになる可能性も

 

業界研究など勉強

課題設定の段階で「だいたいこんな感じだろう」と憶測で話を進めることはできないので、データや事実に基づいた提案であること、クライアントの方と同じ知識(業界用語や慣習、利益構造など)を持ったうえで話を進めることが求められます。

そのため

  • 業界誌などで勉強
  • 業界のプロやクライアントへのヒアリング
  • 現場で実態を観察

なども並行して行うので、これにも時間がかかっていました。

 

提案書の作成

現状把握や課題設定の後は、「では問題解決の為にどうするか」、提案書の作成に移ります。

提案書についても

  • 現状把握や課題設定は適切か
  • 提案は現実的で具体的なものか
  • この対策で問題解決(利益を増加)できるか
  • 銀行など第3者にもわかりやすいか
  • 現場の社員が実践できるプランに落とし込めているか
    などなど

こだわれば、きりがありません。

これも、重要な点に如何に焦点を絞って効率良く進めることができるか、が求められました。

 

クライアント先での仕事 

主に課題設定や提案が終わった後は計画した施策を進めていきます。

クライアントが自分達だけで進める場合もあれば、コンサルタントが進捗管理や、現場に浸透させるためのワークショップ、売り場での陳列サポートを行うなど、現場で社員の方々と過ごすことも多かったです。

実際の現場を見ることも大事にしていました♪

やはり現場にいるからこそ見えてくるものがあり、社員の方と共に汗を探すことも楽しかったのですが、クライアントの業種や勤務時間なども様々ですので、それに合わせていると残業時間も増えるという形になってしまいました(^^;)

  

決算前 

期末が近づくと、もし今期の予算に見込みの受注金額が届いていない場合、予算を達成するために小さい仕事でも提案していました。

もちろん、クライアントの方に必要だと思うもの、普段は緊急度・重要度が低く取り組めていなかったものを積極的に行っていたのですが、細かな仕事が増えると追加の時間も当然かかっていました(^^;)

基本的には初めから予算達成に向けて動きますが、予想外が起こった時は頑張りました

 

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社内関係

特に入社1~2年目は社内の雑務も新人の仕事でした。

主に2つ紹介します♪

 

会議・資料作成

毎週の初めには就業時間の1時間前から社内での朝礼・会議があったので、さらに1時間前に出社して資料作成や会場設営など準備を行っていました。

会議の為に大量に紙を印刷する日々…

 

勉強会

社内では定期的に専門知識や社会情勢などを知るための勉強会がありました。

会計・税務・法務・銀行業務といった専門的なことから、プレゼンテーションの作り方など実戦形式で学ぶ会、自分達で調べて発表する会、後輩に教える会…などなど勉強すること満載で頭がいっぱいでした(笑)

別会社の友達の「1ヶ月ほどマナー研修」が羨ましすぎました…

  

その他

その他、業務時間外でも必要あれば時間を使っていました。

資格勉強

社内勉強会の振り返りや、資格の勉強などを土日など空いた時間を作って進めていました。

クライアントと同じ知識に近づくため自主的に、と言うよりは、与えられた資格取得のノルマ達成に向けて必死でした(笑)

資格は、簿記や銀行関係の勉強をしていましたが、当時を振り返って「資格の効率的な勉強法や注意点」についても書いていますのでご覧ください(^^)

  

付き合い

社内やクライアントと関係構築のために「飲みにケーション」や会社のチームでフットサルなどよく行っていました(^^)

これはこれで良い気分転換になりました☆

残りの時間は睡眠・・・

  

まとめ、身に付いた力

以上、個人の経験で「忙しかったこと」について、整理してみました。

30代になって改めて振り返ると「よくやれたな」と思います(笑)

最近ではオンラインの普及、単純業務の外注化、飲みにケーションの自粛などが進み、以前よりは業務時間は減ったようです。

当時はバタバタの日々で正直言って記憶がありませんが、この経験があったので、論理的思考力・段取り力・交渉力など諸々の「なんとかする力」がついたと確信しています。

当時の自分や環境に感謝です♪

経営コンサルタントとして得た経験については他の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください(^^)/

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