「経営コンサルタント」ってどんな仕事?
経営コンサルタントに就職を考えている、気になっている異性がコンサルタント職に就いている(笑)
そんな方にとって
- そもそも経営コンサルタントって何?
- どんな種類があるの?
- どんな人がなりたいと思うの?
といったように、最初はイメージがつかない仕事が経営コンサルタントだと思います(^^;)
この記事では、全く他分野の未経験から経営コンサルタントの会社に就職した僕が、就職した当時の経験から以下についてご紹介します♪
この記事でわかること
・コンサルタントにはどんな種類の仕事があるのか
・就職を目指す人がどんなことを考えているのか
「うさん臭い」や「激務」のイメージを持たれやすい経営コンサルタントについて、理解度を深める参考にしてみてください♪
部活動での目標達成やチームマネジメントの経験、ご縁で出会った経営コンサルタントの先輩の影響を受けて、自身も同じ業界を志望するようになる。
会計や業界の知識・経験がないところから、東証プライム上場の経営コンサルタント会社に入社し、企業の資産価値の調査や売れ筋分析、新事業の提案などに従事。
数年後に将来を改めて考え直し別業界に転職、コンサルタント時代の知識や経験は自分の人生にとって大いに役立っている。
コンサルタントとは?
そもそもコンサルタントって何?
- 仕事を教えてくれる人?
- その業界の専門知識を持った人?
- うさんくさい人?(笑)
ここでは、コンサルタントについて一般的な内容を紹介します♪
定義
「コンサルタント」という言葉は「コンサルト(consult)」が由来しており、クライアントの活動における課題や悩みに対して、調査・分析・対策の提案・フォローなどを行い、課題解決を目指すことを一般的には意味しています。
いわゆる「コンサルティングファーム」の会社で働いている人もいれば、個人で請負う働き方も様々です(^^)
コンサルタントになるための特定の資格があるわけではないので、「私は〇〇コンサルタントです」と誰でも名乗れてしまうわけです。
そういった意味では世の中に「コンサルタント」は溢れていますよね。
友達の恋愛相談も1つのコンサルタント♪
コンサルタント職が成立するには
定義がハッキリしていない「コンサルタント」ですが、会社や個人での仕事が成立しているということは、それだけ求められているからです。
つまり、知識や経験、サポートを必要としているクライアントがコンサルタントに費用を支払ってでもお願いしたい、その費用よりも得られる利益(収入や経験、時間など)が大きいと考えているからコンサルタントという仕事が成立する、ということです。
クライアントの立場から言えば
「コンサルタントと名乗っているから信用できる!」ではなく、「このコンサルタントは我が社が利益を出すために依頼する価値があるのか」見極める必要があります。
コンサルタントの立場から言えば、
「成果を出すヤツかどうか」常に見定められている、ということです。
結果が求められる厳しい世界☆
良いコンサルタントの見分け方
もちろん実績やサポート体制、口コミなど理由はいくつかありますが、その一つに「コンサルタントが受注料金以上の利益をクライアントにもたらす意識や能力があるか」は、重要視した方が良いかと思います。
コンサルタントにお願いしても、設定した期限で目標数に未達の場合は、コンサルタントとの契約見直しも検討して良いかもしれません。
どんな種類があるか
世の中には様々な○○コンサルタントが溢れています(^^;)
恋愛、片付け、転職、ダイエット・・・
人の特技や人の悩みの数だけあるでしょう。
僕も大学時代に部活の新入生勧誘を頑張った経験から「新入生勧誘コンサルタント」を名乗っていた時期があります
そして、経営コンサルタントはクライアントの経営全般についてサポートするのですが、扱う領域や業務などにより多岐にわたります。
例を挙げると以下のようなものがあります♪
戦略 海外進出 輸出入 事業再生 M&A 事業承継 人事(評価、採用など) 財務、税務 法務 銀行対応 IT系 営業販売 支援金・給付金 新事業の企画 不動産 シンクタンク系(各種調査) 各種セミナー
細かく上げればきりがないほど、経営に関する悩みが様々であるように、経営コンサルタントが扱う対象も様々です。
やることってこんなに多いの⁉ 大変~!
だからこそ!
- どの分野で仕事をするか、選択と集中
- チーム戦で戦う組織力
が求められる業界です(^^)
経営スタイルも様々
以上のように、各企業の扱う分野は様々です。
分野だけでなく経営スタイルも様々で、例えば以下のような違いが挙げられます。
外資/日系 大手相手/中小相手 全体サポート/専門分野に特化 強み/弱み 事業優先/財務優先 セミナー集客/銀行からの紹介 などなど
会社によって全然違う~
だからこそ!
主に「経営コンサルタントの企業に就職したい方」の場合は、
- 自分がどういった企業で働きたいか
- それに合う業界、企業はどこか
の分析は必須だと言えます☆
どんな人が入社する?同期の出身学部や志望理由を紹介
「経営コンサルタントになろう」と考える人はどんな人なの?
忙しい・仕事ができるなどイメージを持たれる経営コンサルタントについて、僕が新卒で入社した会社で出会った同期の出身分野や志望理由などを紹介します♪
「就活する際に大学生は何を考えているのか」という視点でご覧ください☆
入社した経営コンサルタント会社
日系コンサルタント会社
プライム上場
従業員数800-1000人ほど
事業再生、財務調査、事業計画、銀行対応、事業承継、税務、M&A,海外進出など
出身の分野は様々
出身の分野は驚くほど様々でした。
大学卒、大学院卒、専門学校卒、経営学部、統計学、法学部、工学部機械科などなど。
正直、「経営」と言うからには経営学部ばかりだと思ってました(笑)
あまり出身は関係なさそうですね~
偏差値などが関係しているかは不明ですが、ある程度の思考力は求められると感じました。
志望理由は成長意欲
同期の志望理由に関しては、1つの共通点がありました。
それは、向上心が高い ということです。
僕自身は、幅広い分野を見る必要性や好奇心、お世話になったOBがたまたま経営コンサルタントだったという理由が大きかったのですが、同期の中には
- 稼ぎたい
- 海外で働きたい
- 数字、会計を扱いたい
- ○○業界の課題を解決したい
- 中小企業の実家のために勉強したい
- インターンシップで会った先輩と仕事がしたい
など
「ただなんとなく」ではなく「何かしらの目的意識がある」
そんな方が多かったです☆
そして、もう1つの共通点。
それは「目的のために頑張る覚悟がある」ことでした。
経営コンサルタントは「言われたことができれば良いわけではない」ことはもちろん、
- クライアントに価値を提供できるように日々勉強、
- 紙面上で計画を作るだけでなく、現場で社員の方と密なコミュニケーションをとる、
- 上手くいかなければ叩かれる
など、表に見える姿とは違う地道な仕事です(聞いてはいましたが想像以上でした)
なので「それでもお前はやれるのか」がとても問われているという印象を受け、その覚悟がある人、楽しめる人が同期には多かったように思います☆
キツイからこそ、仕事力も精神力も強くなる!
情報収集しよう!オススメ本の紹介
経営コンサルタントについてイメージがわいたでしょうか。
コンサルタント会社に就職した僕の経験をお伝えしてきましたが、特に就活生の方は自分自身で情報収集をした方が理解度は深まるはずです。
僕自身も全く無知の業界だったので手探り状態で情報収集してきました。
就活生の方に向けて、僕がどうやって情報収集したか具体例をいくつか紹介します。
- インターンシップ
実際に働いている人や仕事に触れることがオススメです♪
同期の中にも、実際の仕事に触れることでイメージが沸いたなど入社の決め手になった人がいました(^^)
- 経験者の話を聞く
よくあるのがOB訪問ですね☆
僕の場合は、大学の先輩に経営コンサルタントの方がいたのでお話を伺えました。
最近ではSNSも充実しているので、(情報の信頼性は低い場合もありますが)SNSや経験者のブログ記事などを読むのもオススメです♪
- 業界の本を読む
業界について、体系的に知るのであれば、本がオススメです♪
業界地図や就活生向けの本を数冊読んでおけば、業界や仕事内容について整理できます☆
自分が業界の中で扱いたい分野などもイメージができるでしょう。
業界地図などの就活本以外で、経営コンサルタントについてイメージできた本を紹介します♪
就活時代~今まで数多く読んだ中でもオススメの3冊を紹介します
経営コンサルタントの教科書 「良い経営」の本質と実践が分かる本 / 小宮 一慶
経営者・経営コンサルタントとして何を意識すべきか、幅広くQ&A形式で整理されており、経営コンサルタントのイメージが持てる本
V字回復の経営 / 三枝匡
実際の企業現場で生じているリアルな問題や対策がストーリー形式で展開され、読みやすく、どこの企業でも起こり得る実情がイメージできる本
申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。コンサルタントはこうして組織をぐちゃぐちゃにする
/カレン・フェラン
なかなか衝撃的なタイトル。コンサルの著者がコンサル業界での失敗を暴露。コンサルの目的や注意点を思い知らされる本
情報をとることで「こんなはずではなかった!」となるのを防ごう♪
まとめ☆ まずは情報集め!
以上、この記事でのポイントをまとめると、
- コンサルタントはあらゆる分野で活躍できるが結果が求められる
- 出身分野や志望理由も様々!覚悟が必要
- 就活生は主体的に情報収集しよう!
未経験の分野だからこそ早めの情報収集が大事!
就活生の方は「こんなはずではなかった!!」とならないように、早くから動き出すことで後悔の無い時間にしましょう(^^)/
以下の記事も参考にしてみてください♪
☆「自分は何がやりたいの?」自己分析にオススメ
☆就活生の方は必見!
☆オススメ本
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